Irish Pubのはなし

December 25, 2017

ダブリン アドベントカレンダー、 少し遅れてしまいました23日目の記事です。アイルランドといえばアイリッシュパブ、ということで1年住んでみたダブリンで、改めてアイリッシュパブというものについて書いてみたいと思います。

アイリッシュパブがアイルランドを語る上で、無くてはならない存在である事は間違いありません。
その数をとってみても、日本のコンビニとまでは言いませんが、スーパーマーケットくらいの感覚で、どこの街角にもパブが建っています。大きな街だけでなく地方の小さな町にもほぼ必ずパブがあり、地元の人で賑わっています。

また、数の多さもさることながら注目したいのがパブごとの個性です。例えばダブリンの観光スポットの一つであるテンプルバーのパブにはたくさんのパブが密集していますが、どこも夜になればアイリッシュ音楽の生演奏が聞けてとても賑やか。料理も美味しく、アイルランドの魅力を凝縮したような濃いパブ体験ができるのではないかと思います。 tsbさんの記事でも出てきましたがThe Temple Bar はまさにその代表。その他The Old StorehouseThe Porter House Templebarあたりも、賑やかで楽しめます。

また、観光エリアから少し外れたあたりには都市型のアイリッシュパブとでもいいましょうか。街中で働いてる人たちが、仕事帰りに集うようなパブがあったりします。こういったところはふらっとグループで訪れてくつろいだり騒いだりできるような、居心地の良さがあります。よく行くところとしてはThe BargePortbello なんかのカナル沿いのパブ。夏場、まだ明るい会社帰りに水辺で飲むビールは格別です。

そして、そこからさらに離れた住宅エリアにはまさに地元密着型とでも言えそうな、地域に根付いたパブがあります。地元の人が集まるお店は敷居が高い感じもありますが、個人的にはとても好きなタイプのパブです。

おすすめは週末、少し早めの時間での訪問。まだ来客もまばらなテーブルエリアに、ご近所の老夫婦がゆっくり食事をしていたり、子供を連れたグループがビールを飲んでいるところに出くわすんじゃないかと思います。夏から秋にかけてはアイルランドのスポーツ、ゲーリックフットボールの中継を眺めながらギネスのグラスを傾けて、地元の人々が憩ってたりします。観光客の多い都心のパブとは一味違う、ゆったりとした時間の流れるパブの様子を見ることができます。

私が今住んでいる Blackrock では Jack O’Roukes というパブがまさにそんな感じで、このエリアでだいたい200年くらいやっている老舗。本来の意味である”Public house”、地元の社交場としての役割を感じさせるようなお店です。

12 pubs

もう一つ、せっかくのアドベントカレンダーなのでパブとクリスマスにまつわるアイルランドの習慣を一つご紹介。その名も “12 pubs of Chirstmas” です。

基本的なルールは12軒のパブを順番に巡って1パイント(≒568ml)ずつ飲むというもの。それに加えて「利き手じゃない方の手で飲む」「人と靴を交換して飲む」「外国アクセントでしゃべる」など1軒ごとにお題があり、これをこなしながら飲むというルールがあります。
最近になって普及してきたイベントのようですが、もしアイルランドでクリスマスを過ごす機会があれば是非やってみてください!